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ポメはち日記 犬(ポメラニアン)の病気 急性膵炎③〜診察と検査〜

ポメはち
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こんにちは♪ポメはちです!

ご覧いただきありがとうございます。

我が家のはっちゃん(ポメラニアンくん11歳)は生後8ヵ月で急性膵炎になりました。

さて、前回は発症した時の症状などについてお伝えしてきましたが、今回は動物病院に着いてからの検査や診察についてお伝えしていきます。

かなり以前のことですので、最新の治療や検査とは違うところもあるかと思いますし、個人的な経験や感想、理解になりますがよろしくお願いします。

獣医さんの診察、診断、血液検査結果など

診察

早朝に症状が出たので、動物病院へは朝イチの開院と同時に連れて行きました。

まず問診と聴診、触診をして、それから採血という流れでした。

受付で手続きや問診票の記入後、待っている人がほぼ居なかったので、あまり待つことなくすぐに診察室に呼ばれ診察が始まりました。

はっちゃんを診察台にのせると獣医さんの問診が始まりました。

受付で伝えた症状+お腹を痛そうにしていると1番気になる点を伝えました。

獣医さんが診察台の上で座っているはっちゃんのお腹を触診したとたん、痛そうにしていたため、すぐに採血のために奥の診察室にはっちゃんだけ連れて行かれました。

採血に行ったまま中々戻って来ません。

待っているあいだがとても長く感じられて不安でたまりませんでした。

急性膵炎だと告げられる

されてやっと再度呼ばれたので診察室に入ると点滴されて看護師さんに抱っこいるはっちゃんの姿が!

思わずはっちゃんを抱っこすると、同時に獣医さんから『採血の結果で急性膵炎と思われますのでこのまま入院になります。またしばらく絶食になりますので点滴させていただきました。』と告げられました。

え!急性膵炎!?即入院!?

もうびっくりでかわいそうで。。。

はっちゃんを抱っこしながら血液検査結果を元に急性膵炎についての説明がありました。

血液検査結果

血液検査で急性膵炎を表す数値が現れていました。

動物病気に行って急性膵炎と言われた時の採血結果です。

【検査データについて】

LIP=945(基準値0〜160)

ALP=955(基準値47〜254)

GOT=76(基準値17〜44)

GPT=96(基準値47〜78)

CRP=0.1(基準値0.0〜1.0)

白血球、ビリルビン、アミラーゼ、NH3(アンモニア)、GGTは正常範囲内でしたがやや高値でした。

高脂血症は見られませんでした。

→CRP(炎症反応)は発症時には採血に反映されてこない事が多く数日遅れて反映される事が多いらしいです。

実際に、数日後の採血結果では、14.0に上昇していました。

→LIP(リパーゼ)簡単に言うと脂質の消化を行う消化酵素のことです。

→ALP(アルカリフォスファターゼ)肝臓や胆のう、胆道の病気を調べるために用いられる酵素です。

→GOT(アスパラギン酸アミノ基転移酵素)肝細胞で作られる酵素。肝臓の病気を調べるために用いられます。

→GPT(アラニンアミノ基転移酵素)肝細胞で作られる酵素。肝臓の病気を調べるために用いられます。

→GGT(γ-GTP)簡単に言うと胆管で作られる酵素のことで、肝胆の病気を調べるために用いられます。

獣医さんから詳しく説明を受ける

血液検査の数値や急性膵炎の原因、解剖学的な事などを図解で説明していただきました。

また採血結果だと可能性は低いと思われますが、門脈シャントというさらに重大な病気の可能性も考えられますので、入院後に他の検査などを行っていきますと万が一の場合の説明もありました。

門脈シャント→門脈と別の血管との間に異常血管が形成される病気で先天性と後天性があり、重大な病気だそうです。

治療に関しては、急性膵炎に特効薬はなく、絶食にして点滴をしながら吐き気止めや痛み止め炎症を抑える薬などを使っての治療となり、根本治療ではなく対症療法となりますとのお話でした。

しかも効果が出るかどうかは治療をしてみないとわかりません、入院期間も長くて1週間程度を予定していてくださいと言われ…。

動物病院で点滴されているはっちゃんを抱っこしながら、不安で仕方なかった事を覚えています。

まとめ

急性膵炎だと告げられ即入院になったあと、突然はっちゃんと離れ離れになってしまい、帰宅してからは悲しくて不安で泣いてばかりいました。

はっちゃんがうちに来て8ヶ月しか経っていなくても、はっちゃんがいるのがあたりまえになっていたので、入院しても家の中にいない実感がわかなくて、いない事が信じられなくて、今にも『はっちゃん〜』と呼んだら喜んで走ってきそうで。

それと同時に私がちゃんとしてあげられていなかったからではないかと自分の事を責めたりもしました。

さらに、他の病気の可能性があるかもしれないなど、獣医さんの説明を思い出しては悪い方に考えたりして、本当にあの当時は毎日泣き暮らしていましたね。

そして無事でありますように治りますようにと祈る気持ちでいっぱいでした。

次回は急性膵炎で入院してからの治療〜退院までをお伝えしていこうと思っています。

読んでいただきありがとうございました。

                  ポメはち

宅配で届いた野菜の仕分けをしていると、床に置いていた大きな大根を隙を見てかじるはっちゃん
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ポメラニアン大好きなポメはちです♪ 現在は11歳8kgでかポメ(はっちゃん)と1歳のちびポメちゃんの2頭と暮らしています。 でかポメはっちゃん、ちびポメちゃんの日常などを『ポメはち日記』に書いています!

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